学園祭での最高の思い出

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私は工業高校に通っていました。
私の学校では工業祭という文化祭と体育祭を行うイベントが毎年ありました。

2年の秋、体育祭の応援でペアダンスをするからペアを作っておいてねと先輩に言われ気になっている仲のいい男の子に連絡しました。
……と言っても仲のいい男の子のいるグループで。
そのグループは私と気になってる男の子、仲のいい別の男の子2人の4人グループでした。
私は
「先輩がペアダンスするからペア作っといてって言ってたよ〜」
と送ると仲のいい男の子から
「一緒に踊ってくれませんか?」
との返事が。
一瞬焦ったもののすぐに
「冗談よ〜笑俺は(仲のいい男子)とするから」
と言われました。
私も笑って受け流し私は気になってる男の子かもう1人最近仲のいい男の子に頼もうと思ってる〜と伝えると気になっている男の子から
「なら一緒にしない?」
と連絡が……
そこからペアダンスの練習が始まりました。
私は好きになった相手でも恥ずかしいとか好きだからすごくドキドキするとかそういった感情はないタイプなので練習では特にキュンとすることもなく、私はダンスをしてたから彼やほかのペアの子達にダンスを教えて回っていました。

体育祭の前の日に学園祭を行うのですが私たちはその年タピオカミルクティと焼き鳥の屋台を出しました。
お店の責任者は気になる彼と彼と仲のいい男子でした。
焼き鳥の屋台も出したし責任者がその2人ということもあり屋台には男子が多く残っていました。
私もステージの出し物が見たかったのですが女子がメインでタピオカミルクティの屋台をしていたため誰もいなくなると申し訳ないので私が残るからみんな見てきていいよと伝え私は1人で店番をしていました。
タピオカミルクティが流行った時来てもありとてもたくさんの人が来て私一人ではしんどいな、という時に男の子達が助けに来てくれました。
そこには彼の姿もありとても嬉しかったです。

全て売れたので片付けを始めたのですが調理室まで少し距離があるので1人で片付け作業をしてると彼も手伝ってくれ2人で調理室まで向かいました。
この瞬間は今でも鮮明に覚えています。
大好きな彼と2人で入れるのがとても幸せでした。

次の日また仲のいい男子とのグループで私はふと
「理由がなくても会える友達が欲しい」
と送りました。
すると彼から
「俺じゃダメ?笑」
と返信が。
速攻で個別チャットで話しかけ少し話したあと私は彼に
「私は〇〇くんのこと気になっているからあんまり期待させないで?」と伝え流していいからね!といったのですが彼は流しちゃいけない気がするといい考えさせてと一言来ました。

そして前日の片付けを彼と何人かの男子とのすることになりました。
工業高校のため足場を片付けていると彼にいきなり
「返事、今聞きたい?」
と言われましたが私はまた後でいい!と言ってしまいました。

その日の夕方彼から今電話できる?と連絡があり出来るよと返し電話をしました。

「自分で良かったら付き合ってくれませんか?」

すごくドキドキしました、1年の時からずっと好きで見ていた子に告白されるなんて
彼は本当は考える時間も要らなかったけど言ってしまったと笑っていました。

次の日体育祭でのペアダンスは今まで1番緊張したし恥ずかしかった思いがあります笑
いつもと感じが違うと彼にも笑われました。

あれから日がたち私たちは卒業しましたが今でも彼とは付き合っています。
私は彼のことをいつ何回みても初めての時のように恥ずかしくなるし何年経ってもずっと変わらず大好きで大切な人です。

written by きんちゃん

エピソード投稿者

きんちゃん

女性 投稿エピ 6

きんちゃんです。 高校の時から付き合ってる彼氏についてのエピソードを投稿します!