初恋の彼

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青春真っ只中の中学三年生の時、
同じクラスの男の子に初恋をしました。
彼は親友が好きで私は1番の女友達でした
彼と友達でいると決断したあとそれでも私は彼に恋をしていました。
彼に会うために学校に行っていた中学時代
彼の志望校の大学に行くために受験勉強を頑張った高校時代
彼と一緒にサークルを楽しんだ大学時代
彼との週一の飲み会を楽しみにしていた社会人
全て彼の為に過ごしていました。
それでも彼の中で私は1番女友達でした。
関係を変えたいそう思っていた時、
中学卒業し10年たった秋、中学校の同窓会がありました。
親友も来ると聞き、ああ、彼はまたあの子に恋するのかな、?ぐらい思って会場に向かうと懐かしい面々が居たので普通に楽しんでいるとある1人の男子から「隣座ってええ?」「二次会行こうや」「メアド教えてーや」と次々に言われ、まあ新しい恋するのもいっか、と教えようとした時近くにいた彼が「こいつ俺のやからあかん」と言われ、心の中でえ?と思っていると「二次会行かず帰るで」と言われ彼の車で帰ることになりました
彼の車で返っている最中「なんかさっき少女漫画みたいやってんけど」と私が彼に笑いながら言うと「やろ、てか笑ってんちゃうねん、何俺と付き合ってんのにほかの男のとこ行こうとしてねん」と言われました。
「は?つきあってへんやん!!」と言うと「は?付き合ってるわ!!」と返ってきて言い合いを続けて、彼の話を聞くと半年前私が仕事ですごく落ち込み彼との飲み会ですごく酔っ払っていた時、彼に告白をしていた、、らしかったのです。私はもちろん覚えていなかったですし、付き合っているということは彼も私の事好きなのかと衝撃的でした。
彼にいつから好きだったのかと聞くと「社会人になって1年目の時すごい落ち込んでた時お前の笑顔ですごい救われて、あ、好きだなと思った」と言われました。
他とは違う付き合い方でしたがまあ私たちらしいなと思いながらも思い続けてよかったと思いました。
結婚を前提にお付き合いし、今年の5月に結婚しました。
かなり長い片思いでしたが彼と一緒になれてとっても楽しいです。
10月には彼との子の妊娠が見つかり尚いっそう楽しくなりそうです。

written by うらぴ

エピソード投稿者

うらぴ

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