キミの特別になれた26日間

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私とキミの出会いはあるゲームでした。
同じ大阪出身。好きなアーティストが同じで即意気投合。毎日話すようになって、1年の付き合いとなった。
似てるところとかが多くて、お互い親友以上恋人未満という関係。歳の差は3個差。中学2年の私と、高校2年のキミ。
恋愛としてはなかなか見れない相手で、、
ですが、いきなりキミから好きと言われました。
その日は、私がキミと同じゲームの中で、初めてのリアカレが出来て、精神的に耐えれなくなって私から別れを告げて約2日ぐらいでした。
その時も相談に乗ってくれ、付き合う時には、私の未熟な考えなどで、初めて揉めて急にキミとの連絡手段が無くなるまでに揉めました。
まだ、元彼が忘れられない私にキミはいつも通りで
『まだ、忘れられへんの?』
『だいぶ忘れてきたけどやっぱり思い出しちゃう時あるって感じやなw』
『俺が彼氏になってやるよ←』
これは、冗談でよくする会話だったので、いつもの通りに冗談に乗り
『お!ほんまに?!←絶対楽しくて別れへんやろなw』
『俺となら楽しい未来しかないやろ』
『そやなw』
といつもの返しで話していると突然。
『俺、お前のこと好きやで?』
『え?うちも親友としてめっちゃ好きやで??』
『ちゃうて。お前のこと恋愛として好きやで』
『え?』
まさかの告白。いつも、冗談交じりで付き合うとかの話はあるものの、こんなのは初めてでした。
でも、いつもからかってくる彼に私は本気かとは思わず、ずっと疑ってました。
『え?なに冗談言っとるんwまたからかうつもりなん?w』
『だから、ほんまやって』
『嘘は泥棒の始まりやで?はよ嘘と言いなさい』
『やから、ほんまなんやってば』
と、何回聞いても本気としか言わない彼。
『ほんまになん?』
『うん。何回も言ってるやろチビ』
まさか、本当にそうやとは思わず、始めは頭が混乱するばかりでした。
告白された時は親友の好きしかなく、恋愛としての好きはありませんでした。
それに、彼は初恋というのもまだと言っていて、告白をめっちゃされてるほどの人気者。付き合ったこともあるけれど本気になれず別れることが多かった彼。そんな彼が、平凡な私を好きになってくれるとは思いませんでした。
一旦答えは保留してもらい、答えがあやふやな状況で時間だけがすぎ、いつも通り話していました。
付き合うとかの話もして、何回も
『好きやで』
と伝えられました。その度に私の心臓は跳ねていました。
そして、
『うち、めっちゃキミのこと好きになってた。受験とかいろいろあるけどキミと付き合いたいと思っています。』
『俺と付き合いますか?』
『はい!』
『元気のいいお返事なことで』
『いやだって!なんて言えばいいんかわからんかってんもん!』
『そこは、はい!お願いしますとかちゃうん?』
『よろしくお願いします!遅れてw』
『よろしく』
こんな感じで、付き合うこととなりました。
付き合ってもあまり関係に変わりはなく、たまに、
『好き』
などを伝えるくらいでした。
私は構ってのタイプだったので、構ってもらってばかりでした。
ですが、やはりお互い受験などがあったり、彼もイベントや勉強で忙しくなかなか話せない日が続きました。
私も寂しく、伝えたりはしていたのですが彼の負担にはなりたくなく、我慢をしたり自分のことをしていました。
そして、
『大学どうするん??』
『県内か近い県外かな』
『そーなんや!うちが高校で県外行くからちょっとは近くなるかな??』
『どやろな〜それまで続いとるんかわからんしな』
『え、悲しいこと言わんでやw』
『いやだって、受験あるし今でさえ忙しいやん』
『そやね〜どーなってるんやろか』
『お前が別れても友達でいたいって言うからな〜』
『だって話したいんやもん!!』
『正直、今は構ってやれる時間も少ないし俺は友達の方が楽かも。』
『そか』
『振る訳じゃないけども俺は友達の方が楽かなって。受験終わったらまた考えますか』
『なら、一旦は友達に戻るってことでいいの?』
『うん』
『わかった。』
こうして、約1ヶ月の交際は一旦幕を閉じ、親友へ戻りました。
私自身も付き合うか悩んでる時に、受験というので悩んでいて、お互い忙しいので友達に戻るって言うのはなくは無いかなとは思っていたのでよかったのかはわかりませんが、これからも彼のそばに居たいと思いました。
『受験終わってもしも冷めてたらうちが惚れさしたるわ』
『無理やでチビやからな』
『好きの気持ちは止められへんからな〜』
『可愛いやん。まあ、俺も今は冷めてへんけどな』
『びじーーーんなお姉様になっとくから覚悟しとき』
『無理無理〜』
『出来るし!!』
『無理ですね〜』
これからも、ずっとこのまま話して受験が終わる頃には彼に似合う女性になって、彼に好きがなくても、私が何としてでも振り向かせたいと思っています!
だって、好きの気持ちは止まらないのですから!!

written by Kishi

エピソード投稿者

Kishi

女性 投稿エピ 1