私は、中学からとても地味で、
目立つタイプではなかった
そんな私でも好きな人がいた。
こうくんだ。彼は、真面目で騒ぐタイプでは
なかったけど、クラスのみんなから人気が
あった。話してみたい。少しでも近くに
いたい。そう思っていた。でも自分から
話しかける勇気もなかった。
ある日、こうくんが他の男子に
好きな子いないのかと聞かれているのが聞こえた。
こうくんは、「栗原さんかな。」と答えた。
その子は、とても美人で頭も良くて
学年トップ3に入るほどの美人だった。
運動も出来る子だった。しかも、
こうくんと席が近くてよく話していた子だった。
私なんかが栗原さんに勝てるわけがない。
約5年が経った。全く話もせず
見かけもしていないのに、まだ諦められない
勝てないのは分かってる。
実らない恋なのに...
written by イルカ
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