仲のいい同級生

仲のいい同級生

中学三年生の時同じクラスのサッカー部のキャプテンの子を好きになりました。その子は学年ナンバー1イケメンで頭も良くて優しくてわたしとは比べ物にならないくらいキラキラしてました。けれど、唯一苦手なことがあり女の子と話すことのが彼は苦手でした。しかし、何故だか私と席替えで隣になることが多くて、私が帰ろうとしているときも何かとちょっかいを出してきました。（そこどかないとほうきで掃いちゃうよ〜みたいな感じです。）卒業式の1週間前になったある日。その日も隣の席に座って学校に行って話すの楽しみだなーと思って学校に行きました。けれどその日は一言も喋らずに帰りました。そんな日が1週間続いて遂に卒業式になりました。もともと2限目ぐらいまで話さないことはあったのですが、（周りには熟年夫婦と言われてました笑笑）ここまで喋らないことはなかったので何か悪いことしたかなと思いました。卒業してしまい、高校も同じところに行く予定だったのですが、私が落ちてしまってお互い別々の高校に行くことになりました。今は彼には彼女がいてあの時どうしてたらよかったのかという私の甘酸っぱい片思いです。

written by ひな