卒業アルバム

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私が高校3年生のとき、全く話したことのないサッカー部R君のことを好きになりました。ずっと話したいと思っていて、友達経由で少しだけ話せるようになりました。放課後私が昇降口で友達を待っていたら隣に座って「靴色違いだね」と言われるなど些細なことで私は胸を躍らせていました。そして卒業式の日、彼は私の教室に来て「卒アル書かせて」と言ってきたので渡しました。その時は時間がなくなんて書いているのかわからなかったのですが、家に帰って見てみると、「愛してる。R」とだけ書いてありました。一見ふざけているだけかと思いましたが、それまでの多くの思わせぶりな行動から私は少し期待していましました。しかし私は勇気が出なかったため連絡先も交換できず、SNSもフォローしていないので連絡はもう取れません。それがどういう意図で書かれていたのかはわかりませんがそれは私の宝物になりました。

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