3年越しの

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大学4年生の時、一つ下の学部の後輩と付き合いました。
お互いほのぼのとした性格で、お互い一人暮らしでしたが半同棲しながら喧嘩もなくずっと楽しいことをして笑いあって過ごしていました。

私の就職を機に1年ほど名古屋と京都の遠距離をしましたが
その間もお互いの住んでいるところを行き来して
ゆっくりとした時間を過ごしていました。

私は以前からある資格をとってその仕事に就くことを目指していて
専門学校に入学するためにまた京都に戻りました。

いよいよ夢のスタートラインに着く準備ができたので
必死で仕事と勉強を両立させる私は当時本当に心が狭く余裕もなくて
再び半同棲を始めた彼からの何気ない言葉にイライラするようになりました。
そんなイライラをぶつけないために、資格取得に集中するために
彼に別れを告げました。

もちろん、彼からは何度も反対されました。
それでもその当時の私は頑なで、彼も渋々了承してくれました。

別れから1年後、無事に資格を取り
自分のやりたかったことに没頭する日々。
とても充実していたけど、疲労も強く感じる仕事。

彼が地元に帰ったことはSNSの投稿で知りました。
「彼も頑張ってるから私も頑張ろう!」
そう、彼の投稿を見ながら自分を鼓舞していました。

彼と別れてから、何人かから告白されましたが
どうにも「付き合う」ことに前向きになれず
彼とじゃなかったら、恋愛も結婚もしたくないと
周囲にも言っていました。笑

仕事を始めて1年としばらくだった夏
大学時代の友だちから飲みに誘われました。
仕事終わりなら合流できることを伝えて
仕事後移動していると
「〇〇(彼)も来るけどいいー?」と。

え、いやいやいや、会うの気まずいよ?

私から振ったし、そりゃ今でも好きだけど
向こうはどう思ってるかわからんし
というか地元に帰ったのになんでいるの?

という私の問いには一切答えず(笑)
「とりあえず来い!」と。

行くと、周りはニヤニヤしながら
わざわざ隣の席にしてくるし(笑)
くっつけたがろうとする空気がただよってて。笑

そんな空気も感じていないのか
至って普通に過ごす彼。笑

でも、それを機にまた2人で連絡を取り合うようになりました。
彼は大阪で勤務していて、彼もやりたかった仕事をしていました。

それからもまた、連絡を取り合いながら
「彼も頑張ってるから私も頑張ろ!」と
自分を鼓舞しながら、私が大阪で仕事の日は
連絡をして一緒にご飯を食べたりしました。

別れてから3年間、お互い彼氏彼女は作っておらず
「もう一回付き合って幸せになっちゃう?☆」
なんて、今思えばシャイな彼がよく言うたなと思うんですが
当時の私は仕事馬鹿になりすぎてて「幸せってなんだろうね」と
クソ真面目に彼に質問してスルーさせてしまっていました。笑

そんな時間を過ごしながら

私の誕生日に「おめでとう」のメッセージをくれて
そのままの勢いで、「仕事終わったらご飯行かん?」と誘うとOKをくれて、居酒屋へ。

ずっとケラケラ笑いながら過ごし
「あ!あのゲームやりたい!」と言われたので
一緒にゲームソフトを買いに行って
「今からやらへん?」と言われてそのまま彼の家へ。

ひたすら遊んで、終電で帰ろうとすると

「ね、もう一回付き合ってくれへんかな?」
と、告白されました。

すごくすごく嬉しかったけど
今の私は仕事中心の生活だし
そのために京都から引っ越せない
一緒にいる時間も少ないと思うから
こうしてたまに会うくらいがいいんじゃないかな?

と伝えると

仕事はずっとやりたいことだって大学生の時から言ってたから知ってるよ。
僕は京都から通勤することもできるから。
一緒にいる時間少なくなるなら、結婚したら大丈夫だよね!

と、私の一つ一つの不安や断る理由を
ひとつひとつ潰されていき

付き合うことになりました。

両家両親も、復縁したことを伝えると
「もう!いつでも式挙げていいからね!!」と
おおいに盛り上がってくれて(笑)

そんな誕生日から3ヶ月後、家でプロポーズを受け
プロポーズから半年後のトータル6年目記念日に入籍しました。

私は式するなら仕事したい、というと実母に怒られ(笑)
結婚式は、2人とも和が好きだったこともあり
平安神宮で挙げました。

私たちからしたら、色々引っ括めて「6年」だけど
周り(特に私の仕事関係)から見れば、突然の交際、結婚で
すごく驚かれました。笑
「仕事ばっかりだと思ってたら、ちゃっかり恋愛してたのね!!」と
職場のおばちゃんたちに激励もいただきました(笑)

先日、結婚1周年、トータル7年目を迎えました。
お互い仕事が忙しくて一緒に過ごす時間はあまりないですが
それでも休みが合った日はおでかけして
今でもほぼ喧嘩なくほのぼのとした関係を続けています(^^)

written by ゆかり

エピソード投稿者

ゆかり

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