当時彼と交際して1、2ヶ月とまだ初々しい時期だった頃の話です。
私は大学二年生、彼は三年生でした。
夜にフラフラ散歩するのが好きだった私は、公園にブランコを乗りにいきたい!と彼にお願いし、2人で夜のお散歩に行くことに。
公園やその周辺は某スマホゲームでアイテムがもらえる場所?だったらしく、そのゲームが大好きだった彼はアイテムを回収しつつお散歩をしていました。
私も特に他に目的があったわけでもなかったのでルートなんかも彼に任せていました。
そのゲームは画面を見ながら移動することが多く、歩きスマホに繋がり社会問題になっていたこともあり、私はあまりいい印象を持っていませんでした。
(さらに言うと、私は歩きスマホする人がとても嫌いでしたが、付き合いたてだったのでなかなか言えず...)
しばらくは我慢していましたが、会話もそっちのけでゲームに夢中になる彼についにキレてしまいました。
「私そのゲーム嫌いなんだけど!歩きスマホばっかだし危ないじゃん!話も全然してくれないし!もう帰る!」
謝る彼を無視し、本当に帰った私。
その後は無事仲直りをしました。
しばらくして、某ゲームをやっている姿を最近見かけなくなったな、と思い聞いてみると、
「(私)が嫌だって言ったから消したよ」
とサラッと言われました。
あんだけ大好きだったのに!?と驚きを隠せずにいると、また喧嘩したくないからねと笑顔でいう彼。
自分の好きなものを消してまで私のことを想ってくれる彼にとても胸打たれました。
written by スナネコ
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