思い出のキャンパスライフってある〜?と彼と話していると、2人一致の思い出がありました。
当時、高校生の時から付き合っていた彼氏がいました。彼は淡白で、私に本当に興味があるの?と思うほどでした。もしかしたらもう冷めているのかもしれないな、と思っていました。大学は別々になり、私の通っている大学は隣の県で、通学にすごく時間がかかる遠いところでした。私に興味がなさそうな彼は、このまま大学で違う女の子と出会って別れてしまうのかな…と思っていました。
ある日、私の大学で他学部と合同のディスカッションの授業があり、そこで他学部の男の子に合コンに誘われました。
私は彼氏がいるので行かないと言っていたのですが、友達が乗り気で私についてきてほしいようでした。
無理やり連れて行かれそうにもなりましたが、なんとか断り、帰ろうと大学から駅に向かって歩いていると、その男の子が車で待ち伏せしており、車に乗せられてしまいました。
そこには友達もいて、家まで送ってくれると言われましたが、どうやらそのままクラブに連れて行かれてると話の内容からわかりました。
私は怖くなり、彼氏に連絡しました。私のこと興味なさげな彼なので、「やばいやん笑」くらいで終わるかなと思っていたのですが、
迎えに行くから連絡途切れさせずに降りれそうなところで降りて!と言われ、無理やり近くの駅で降ろしてもらいました。
そこは見たこともない廃れた駅だったのですが、なんと彼が迎えに来てくれていました。
泣きそうな私に彼がギュッと抱きしめてくれて、「よかった〜…と安心したようにつぶやき、「怖かったよな、もう大丈夫」と頭を撫でてくれました。
「私のこと興味ない、とかもう冷めているのかな…とか思っていたから迎えに来てくれて嬉しい」と言うと、「そんなわけない、すごく好き」と言われ、それからはわかりやすいように態度や言葉で伝えてくれるようになりました。
すごく怖い出来事でしたが、2人の仲は深まった忘れられないキャンパスライフの思い出です。
written by うさぎ
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