私は修学旅行で山登りに来ています。
私 (うわぁ〜、すごい山だ、登れるかな〜)
私はある病気で両足の親指が腫れ上がってしまい運動するときはいつも痛いと泣いていました。
私 (今回の山登りきつそう、親指大丈夫かなぁ)
先生 『今回の山登りは急な上りや下りがあるため、できるだけ休憩を重ねながら進みます!』
私 (えっ!?聞いてないよ〜(ToT))
私は不安を抱きながら山を登り始めました。
夜…
私 (ヤバイ…日が暮れて来た。どうしよう…懐中電灯も持って来てないしこれじゃ前に進めないよ。みんなとも離れちゃったし。) 大きい石で作られていて明かりがないと石につまづいてしまいそうな道でした。
私 (!?、危ない危ない。痛っ!あーヤバイ!親指が痛くなってきた…さっきの石でか…)
その場で動けなかったとき… 〇〇『あれ、どうしたの』
私『あっ〇〇』
彼『どうしたの?』
私『暗くて動けなくて…それと親指も痛くなって…』
彼『えっ!?大丈夫?』私 『うん、なんとか』(すごい心配してくれてる)
彼は同じクラスでやんちゃな性格だったため一緒に過ごすことが多いこともありました。
彼 『俺、懐中電灯持ってないから、この木の棒でなんとか歩いてた。』私(マジかよ…すごっ、でもどうしよう…)
彼『…じゃあ。ん…。』私『え?』彼『これ持って歩け。』彼が持ってた木の棒の端をもたせてくれ彼が先頭で私に道を通れるようにしてくれました。
私(なんで木の棒かなぁ…) でも…
私『うわぁっ!危ない危ない。』彼『…。』
次の瞬間…
私『えっ…』彼が無言で木の棒を取り上げ、手を繋いでくれました。
彼『…。//』
彼は照れながら私をリードしてくれて、
私(っ!〜〜〜///) 私も照れながら歩きました。
ホテルに着くまでこの状況のまま歩き続けました。
これは私にとって初めての胸キュンでした。
PS
この後友達から何があったのかと問い詰められました。ホテルに着くまでずっと手を繋いでいたためそれを見た友達が興奮気味で問い詰められました。
でもいい思い出だなっと当時と今でもそう思ってます。
written by Nana
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