想いを伝えず卒業してしまい中学校ではクラスも離れ入学と同時にC君には彼女ができました。
想いを伝えることができないまま失恋してしまった私はとても落ち込んでいたのですが
中学2年生。同じAクラスになったのです。
小学生の頃とは違って背が高くなり顔立ちも男らしくそして、変わらない優しさに惹かれ
二度目の恋に落ちたのです。
「今度こそはちゃんと想いを伝えよう」
友人に背中を押され思い切って
【好きな人いるの?】
とだけ書いた手紙を渡しました。
返事は
「いるよ」
私じゃないと分かってはいても胸は高まるばかり。
【何組のひと?】
「AかBかC組だよ」※F組までありました
【何部?】
「運動部」
【外?中?】
「外」.....
長いこと焦らされ、下の名前のイニシャルまで教えてくれたところで下校時間。
帰り際に
「まだ分かんないの?」
【うん、、、】
「S(私)だよ!!」
私の初恋が実った瞬間でした。
その後、付き合うまでは発展しなかったのですが、結婚した今でも鮮明に覚えている私の淡い青春です。
written by snow
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