かわいい人

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高校一年生の4月の話です。
廊下で友人と話しているときに、全く知らない他中出身のB君から「君が◯◯ちゃん?Aのお気に入りの?」と突然言われました。
私は「え?A君が私を?」と、なんの話か全く分かりませんでした。なぜなら、A君は習い事が一緒で中学生の頃から知り合いでしたが、全く会話したことがなかったためです。
なにかの間違いだとは思いながらも、実は気に入られていたことに内心ドキドキしていました。

しかし、その後、
B君から「ごめん!さっきの訂正!勘違いだった!」と言われ、やっぱりかと少しがっくり…。

それから少し経ち、B君の方と仲良くなりました。2人で話していると突然、「Aがお前のこと気に入ってるって前言ったじゃん?Aのやつ中学んとき『同じスイミングスクールにすごいタイプの子いる』ってずっと言ってたんだよね」と教えてもらいました。
それを聞いた私は、まさかそんなことを裏で言ってたなんて…という恥ずかしさと嬉しさで胸がキュッとなりました。

また別の日、
私はクラスの課題を回収していました。A君に「A君、課題出して」と言うと、彼は身体をびくっとさせ、耳を真っ赤にして俯いたままプリントを渡してきました。
あからさまに照れている態度に可愛いと感じ、すごくドキドキさせられました。




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秘密 投稿エピ 3

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