高校生の頃の話です。
同じ部活で好きだった男の子と、もっと仲良くなりたくて、部活の帰りに帰り道の途中の公園に一緒に行ってよくいろんな話をしていました。
どんどん好きな気持ちが強くなっていった私は、ある日の帰り道、「好き」という気持ちを彼に伝えました。
すると彼は、それって「like」?「love」?と聞き返してきました。
「love」に決まってる!とその時言えばよかったのですが、思いもよらない反応に困った私は、話を逸らしてしまいました。
その時の彼の気持ちはよくわかりません。
でも、もしあの時「love」だと気持ちを伝えられていたら、「付き合いたい」と伝えられていたら、どうなっていたのかと思うと、数年経った今でも切なくなります。
彼が私をどう思っていたのか、今でも思い出すと気になりますが、今となってはいい思い出だと思っています。
written by けっとたん
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