これは社会人になってはじめての夏の思い出です。
入社後、研修期間に仲良くなった私を含む女の子3人と男の子2人の5人グループがあり、よくご飯に行ったりするように。
その男の子の1人(Aくんとします)とは、不思議な縁を感じていました。
会社の研修のグループが度々同じになったり、研修期間に交換したLINEも、最初は仕事の内容の話でしたが、気づけばたわいのない世間話のやりとりが毎日続いていました。
仲良くなってから私をいじったりするようになりましたが、仕事の話や悩み事など、私が悩んでいることについては真剣に相談に乗ってくれました。
そんなAくんのことが気になってきたある夏の日、仲良し5人グループでお泊まりしました。
花火やカラオケを楽しんだ次の日の解散後、帰り道でふと寂しい気持ちになり、Aくんに電話をしました。
「楽しかったな!またご飯行こうや〜」と話しかけてくれる優しい声に安堵していると、
「間違ってたらごめんだけど、howaの気になってる人って俺だと思ったんだけど違う?俺は気になってるけど…」
気づかれていた恥ずかしさと、我慢していた気持ちをもう止められないと思いドキドキでした。
そんなAくんが私の旦那です。
written by howa
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