夢と彼氏くんとこれからと

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私はめぐ。関西で会社員をしてるのですが、私にはこの6月に付き合って6年になる3つ上の彼がいます。彼は別の会社で仕事をしており、なかなかお互いの休みが合わないためいつも彼がスケジュールを合わせて月に2回ほどデートをしていました。互いに忙しいながらもこの6年間喧嘩を一度もしたことがなく仲良く過ごしてきました。
しかし今年コロナの影響を受け、2ヶ月ほぼ会うことができず、また私は現在の仕事から憧れだった夢(お菓子屋さんになる)を叶えるため来年から専門学校への進学を考えていました。しかしそのためには関西で一人暮らしの私にはあまりに出費が大きく、お金を貯めるために1年間東北の実家に帰ると言う方法を考えていました。ただそうなるとどうしても彼のことが気がかりで相談しなければと思う反面、大好きな彼と別れが来るのでは…と怖い気持ちも多くなかなか話せずにいました。
ですが先月(6月)記念日をお祝いしたデートの帰り際に話をすることにしました。私は来年から専門学校への進学を考えている事・その為にはお金の為に最低1年間は実家のある東北に帰ろうかと思っている事・そして彼らに対する彼の意見が聞きたいと出来るだけ重くならないよう笑いながら話しました。(たぶん顔は笑顔でしたが、緊張していたのでかなりぎこちなかったかもしれません?)
彼を見るといつもはとても優しく笑う彼が雨に濡れた子犬のようにひどく悲しそうな顔をしていました。そして少し考えてからこう言ってくれました。
『行って欲しくはないが、メグが追いかけたい夢なら心から応援する。俺にはそれしかできない。
ただ俺はずっとメグを待ってるし、付き合って6年…結婚もそろそろかなと考えてた。そして結婚するならメグしかいないと思ってる』

彼のこの言葉を聞いて、涙があふれそうになりました。そして心底こんなに優しくて素敵な人に悲しい顔をさせてしまったこと、彼と離れる事が自分にとっても無理だと再認識しました。 

彼と真剣に話し合ってから結婚は2人のタイミングを待ってからと決め、私も何とか関西で彼の隣で自分の夢を叶える方法を見つけると覚悟を決めました。
これからますます忙しくはなるでしょうが、それでも互いの気持ちを確認しあえた事、あの日彼に悲しい顔をさせてしまった分2人でたくさん笑ってもらえる様私自身も努力していこうと心に決めることができた出来事でした。

written by MEG

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MEG

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