高校1年の冬。
とある事件に巻き込まれてしまい謹慎を食らった私。
謹慎中のペナルティの為に遅くまで掃除をして階段を降りるとそこに居たのは大好きなゆう先生。
「先生。あはは、私馬鹿だよね、謹慎なんて食らっていっそのこと退学にでもして欲しかった!この高校にいてもさ…」
『ごめん。』
「え?」
『守ってやれなくて、ごめん。』
「いやいやいや私のせい『俺、生徒指導だけどまだまだ未熟だから…お前を守りたかったのに。』
そんなことを言われて不覚にも泣いてしまった私。
『俺、お前が事件起こすわけないの知ってる、お前のことたくさん見てきたんだから…巻き込まれて…守ってやれなくて…ほんとに』
なんていいながら俯く先生。
「私も先生に迷惑かけちゃってほんとごめん…ごめんなさい…」
泣き出した私をそっと肩に抱き寄せて背中を叩いてくれた。
この先生とのお話はまだまだ続く。
written by とわ
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高校時代のお話