高1の秋、クラスメイトの女子からの陰口、仲の良かった男子からの暴言に絶えられず、男子に対しての不信感を持ってしまい毎日が苦しく、夜も寝れない日が続いていた。そんな時、始発の電車に乗った私が会ったのは、小学校から仲良かった男子だった。中3の時には席が前後になることも多く、よく話す相手だったこともあり、何となく話しかけて、電車の中で辛かったことも全て話した。急に泣き出した私を頭を撫でてくれて、キュンとした。その後も、不眠は続いていたため、始発でその人に会えるのを楽しみにして学校に通った。毎日じゃれ合ったりして、手を握ることもあった。連絡も取るようになり、楽しい日々が続いた。夏祭りに行ったり、カラオケに行ったり2人で遊ぶことも増えたが友達のままだった。お互い大学生となり、活動の幅も増えて、相手のバイクに乗って遠出したこともあった。いつもはツンツンした彼が撫でてくれたり、笑ってくれるのが私にとっての幸せでした。
自粛期間中、彼と連絡をとっている中で、ふと好きな人の話になり、告ってみなよ、と言われた。私が何度も無理だよ、迷惑だよと伝えても「大丈夫だから」と言われて、彼に電話をした。告白することがばれているのでとても恥ずかしかった。そして、「ずっと好きでした。付き合ってください」と言うと、少し笑いながら「言い方が固いなぁ、いいよ」と言ってくれた。急なことで驚いたが、大切な人が、大切な恋人になりました。
後々話を聞いていると、ずっと片想いはバレていて、いつまでも告白してこないので、意地悪をしてみたと言われました。ツンデレな彼にやられましたが、幸せを掴むことが出来ました。
written by みぃ
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