伝えたかった思い

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私凪沙は、中学生の時誰が見ても付き合っていると勘違いされるくらい仲の良い男友達がいました。わたしはその柊くんのことが好きでした

部活が一緒だったため登下校は当たり前にいっしょ、大会では他に男子女子いるのにも関わらず私の隣でお弁当を食べて、1位になったときはぐして、結果が上手くいかなかった時は頭を撫でて慰めてくれてました。席替えは1度も隣になれなかったけど休憩時間はずっと私の席に来て話してくれる。美術の時間だけ咳が隣で先生に怒られながらも2人で騒ぎながら絵を書いたりしていました。あ、あと給食で嫌いな食べ物が出た時はわざわざ私の所まで持ってきてました笑

中学の3年間の思い出は彼とのことばかりです。

なぜか私が柊くんを好きなことは全校の人が知っていて、好きなんでしょ?いつ告るん??とかさっさと付き合え〜とか言われてました笑

中学生の時はそれが嬉しかったです。

告白は何度かしようと思いました。でも彼を前にするとこの関係が崩れたら嫌だという重いから伝えれませんでした。

でも志望校が同じだったので高校生になっても勘違いされたりして、彼にもし好きな人ができたとき私のせいで上手くいかなかったら申し訳ないと思うようになり、高校生に上がってからはLINEもやめてなるべく話さないようにしました。

今思えばなんでそんなことしてしまったのかなと、自分が馬鹿みたいです。

結局彼と私は両思いだったのかどうなのかは分かりませんが思いを伝えていればな、という後悔でいっぱいです。

written by 瀬恋

エピソード投稿者

瀬恋

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