先に帰っちゃったのに

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私は高校2年生の頃、野球部の男子と付き合い始めました。付き合い始めた高校2年の夏のときのお話です。

夏休みの課外授業後、部活がなかった彼は先に帰ってしまいました。
私は、部活があったため部活に。

部活が終わり、部室の外で先輩、同級生たちと話していました。
すると、彼が自転車で学校に来ました。
私の部の部室は、自転車置き場の近くにありました。
先輩や同級生は、私を迎えに来たんだ、とはやしたてます。

彼「宿題忘れたから、取りに来た。」
私「そっか。」

と、彼は校舎内へ。
私はそのままおしゃべりを続けました。

数分後、彼が自転車置き場に戻ってきました。彼の手には何もありません。

彼「いつ帰るの。」
私「もう少ししたら帰るよ。」
彼「ちょっと来て。」

と、私はみんなから離れて彼のところへ。

彼「一緒に帰ろう。」

せっかくのOFFだったのに、私のためにわざわざ学校に戻ってきてくれたんです。

ちなみに私は吹奏楽部だったので、野球応援で彼の試合を全て見れました。今はもう別れてしまいましたが、彼のお陰で本当に充実した高校生活を送ることができました。

written by うさうさ

エピソード投稿者

うさうさ

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