これは受験当日のお話です。私は私立単願で受験したのでその日のうちに筆記試験と面接試験どちらもありました。午後から面接が行われるため待機場所で待っていると、ちょっとして入ってきた男の子に少し興味をもちました。何度か目が合うものの話せずにそのまま受験は終了。無事合格しましたが、12クラスもあるのでもう関わることは無いだろうと少しショックでした。けれど入学して最初の英語の授業。私の高校は隣のクラスと能力別で英語と数学の授業を行うのですが、そこに彼がいたのです。私は驚きと嬉しさで胸がいっぱいでした。けれど、隣のクラスということもあってきっと話せないまま終わると思っていました。しかし、その授業の中でペアになって自己紹介をことになり、彼と組むことになったのです。そこから彼とものすごい早さで仲良くなり、共通の知りあいがいたことから連絡先を交換し、毎日のように話すようになりました。6月に入った頃、私は電車である話を耳にしてしまいました。彼と同じクラスの子が彼を好きだという話です。私はその当初自分が彼のことを好きだと気づいていなかったため彼にすぐ報告しました。それから夏に入った頃、彼はその子とお祭りに行くと言ってきました。私はとてもモヤモヤしていましたがなぜなのかわからずじまいでした。そして、文化祭1日目。その女の子から「彼から告白されるかもしれない」と相談されました。女の子とは夏休み明け友達を通じて仲良くなり、恋バナをするような間柄でした。私はその話を聞いた時にやっと気づきました。自分が彼のことを好きだということに。やりきれないおもいと後悔で私は帰りの電車の中で号泣しました。その後2人は無事付き合い、8ヶ月たちました。私は彼への思いを封じこめ、2人と良い友達として接しています。気づいた時には遅かった、皆さんはそう思わないように1日1日を大切にしてください。
written by お茶っ葉
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