私は中小、いじめられていた
小学校の時は鬱になってたのかもしれないってほどに学校が嫌だった
気づけば小学校を卒業し、中学に入学しては、また卒業し、気づけば、高校に入学していた
でも相変わらずいじめられていて、
中学も嫌になってきていた
どうしようか悩んでベランダにいたら
「どうかしたか?」英語の先生が話しかけてきた
私は「別に」と言って教室にもどった
それから数日たったある日
「夏樹ー放課後残ってねー」と先生に言われたが無視して帰ろうとしたら
「残れっつたろ」と止められてしまった
みんなが帰り先生に「なんですか?」と聞くと
先生は扉を閉め
「お前いじめられてんだろ?」
「先生には関係ないでしょ」
といい帰ろうとしたら
「俺なら助けてやれるけど」
その言葉を聞いた瞬間何かが切れた
「先生に何がわかるの?!助けて貰えてたらこんなことになってない!」
今までの嫌な記憶が戻ってきた「どんなに助けを求めたって、どんなに相談したって誰も助けてくれなかった?!」
「助けてくれるなら助けてよ!?」
「絶対無理でしょ?」
「そんな無責任な言葉、簡単に言わないで!(泣)」
そう言ったら「やっと本当のことが言えたな」
「本当のこと?」
その言葉を聞いたら私は泣いていた
「なんで(涙)」
「本当のことが言えたからだろ?」
そのまま先生は話し続けた
「昔、夏樹がどんなに辛い思いをしたかは俺には分からない、でも本当に言いたかったこと、辛いって伝いたいこと、助けて欲しいってこと、他にも沢山あると思う、でも自分の心に嘘偽りなく話せたから、心から泣けているんだろ?」
「でも、私には、友達もみんなも、仲間も居ない…」
先生は言った
「だったら、俺が仲間になってやるよ」
「えっ?」私は意味が分からなかったが先生は話し続ける
「夏樹の仲間にでも、盾にでもなってやるよ」
「でも……」
「でもなんかじゃない、俺がお前の傍にいて他の奴らから守ってやる、だから俺のそばに居ろ」
私は気づいたら涙が止まっていた
「そんなの嘘だ……」
「嘘じゃない!!」
私を抱きしめ先生は言った
「こう言えば分かるか?」
「俺に、お前を守らせてくれ、俺は他の奴らとは違う。絶対に夏樹を守ってやる」
お嬢様に仕える執事のように片方の膝を床につけ、片手を伸ばした。
「先生、」
「なんだ?まだ信じられないか?」
先生の顔を見て私は言う
「ちゃんと守ってくださいよ?」
「私自身も、私の心も(//∇//)」
そう言って私は先生の手を握った
「あぁ、もちろん!」
先生は私を引っ張ってぎゅっと優しく抱きしめてくれた
私が卒業する頃にはいじめは解決して楽しい学校生活を過ごしていた
卒業式が終わり、校門のところに行くと、
先生が待っていた
「遅せーよ」
「すみません(´- ̯-`)」
私達は付き合って、楽しい毎日を過ごせた
私が笑っていると、
「何笑ってんだよ!」
と楽しそうに言われた。
先生は、私が卒業すると同時に、教師をやめ、私と付き合っても大変じゃ無い環境を作ってくれた……
私は、先生に会えてなかったらこんな人生送れなかったと思う……
ありがとう、本当にありがとう!!
いつかそうやって先生に伝えたいな……
その言葉は、結婚出来たら、結婚式当日に言おうと思っています╰(*´︶`*)╯
ありがとう、My Hero❤
written by 夏樹
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