お泊り

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お互いの家に行くのに2時間かかるプチ遠距離の私たちは、週末によくお泊まりをしていました。
その日は私の家でお泊まりすることになり、夜が弱いゆきくんは私のベッドでうとうとしていました。少し意地悪をしたくなり、「今日は別々の布団で寝よっか!」とゆきくんに言うと、「嫌やー寂しい」と一言だけ言い寝てしまいました。まだ眠くなかった私はゆきくんの寝顔を見たり、携帯をいじったりと過ごしているうちに寂しくなり、寝ているゆきくんの横に寝転ぼうとしました。すると、いつもは一回寝ると朝まで起きないゆきくんが腕枕をし、抱きついてくれました。「どうしたん?起こしちゃった?」と聞くと、「え?そこに大好きないとちゃんがおったから」と言ってくれたのです。わたしは幸せに包まれながら寝ました。次の日の朝ニコニコしながらその話をゆきくんに伝えると全く覚えてなかったようで顔を真っ赤にして照れていました。

written by ちょこび

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ちょこび

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