興味本位で文化祭へ

コンテンツ名とURLをコピーする

小6のころ好きな男の子がいました。卒業を機に彼は県内間ではありますが引越しをしたので、会うことも無く、ただSNSで繋がっているだけでした。高1のある時、部屋の片付けをしていて卒業アルバムを見返し無性に彼が恋しくなりました。会いたいと思いましたが突然連絡する勇気はなく……何か良い方法はないかと考え、SNSのおかげで進学先やクラスを知っていたので、彼の学校の文化祭に行くことにしました。
文化祭当日。私は無事に彼を見つけました。SNSで何となく容姿は分かっていましたが、実物を見ると胸が高鳴りました。あれ以来高校受験などで忙しく特に恋愛をしていなかったので、また好きになってしまいそうだと思いました。ですが元々声をかけるつもりはなく見れただけで満足したので、帰ろうとしました。そして校舎を歩いていると軽音部の男の子にステージの勧誘をされました。その時、その男の子の友達らしき人がクラスの伝言をしに駆け寄ってきました。…そうです。その友達が彼でした。あまりの偶然にびっくりした私は、思わず「えっ?!」と声を出してしまいました。すると彼も私の方を見て「あっ…!?」ととても動揺していました。その様子を見ていた軽音部の方が私たちの関係を聞いてきたので「小学校の時の友達です」と答えたら、「あーもしかして例のこの前話してた子?」と彼に一言。私の頭の上にはクエスチョンマークが。彼はというと、「ごめんなんでもないから!ほんとに」と酷く焦りながらこちらに言ってきました。耳が赤かったです。軽音部の方は、「あぁなるほどね」とニヤニヤ。
私の頭の中でもしかして彼も当時…と都合の良いことを考えましたが、期待して傷つくのも嫌なのでその考えは捨て去りました。

彼とはそれ以来SNSで会話をするようになりました。今度、ふたりで遊びに行く約束をしました。
両片思いなのか、私は彼にとってただの昔の友達なのか分かりませんが、毎日の文面のやり取りだけでもドキドキしちゃいます。
いつか想いを伝えたいし、彼も同じ気持ちだったらいいなと願ってます笑笑

written by ??????

エピソード投稿者

??????

投稿エピ 2