これは私が中学生の時の話
私は隣の席の直哉くん(仮名)のことが好きだった
でも直哉くんとはまだ友達のままで中学の最後の年になっていたんだ
最後の体育祭、3年生は二位三脚が定番の競技だった
二位三脚で直哉くんと一緒に走ることが出来、
練習をいっぱい頑張った!
でも、私は究極の運動音痴で直哉くんの足を引っ張っていた、練習が上手くいかないまま本番を迎えてしまった
みんなは順調に走っていて、ついに私達の番
途中まで順調だったのだが、最後の最後で私がつまづいて転びそうになった時、
「みんなの努力を潰しちゃったなー泣」
私はそう思ってたんだけど、
「大丈夫」直哉くんがそういった次の瞬間、直哉くんは、私を支えてくれ、最後まで転ばずにゴール出来た!
体育祭も無事に終わり、みんなが写真を撮ってる時、私は直哉くんを探していた
私は直哉くんを見つけ
「直哉くん!」
と、呼ぶと彼はゆっくりこっちに歩いてきて、
「どーしたの?」と訪ねて来た
私は「ありがとう」と言ってニコッと笑った
そしたら直哉くんが「記念日に一緒に写真取らない?」「2人で……」と、言ってくれたのだ!
私は喜んで「うん!!」と言った
2人で撮った写真を私はいつまでも持ってることを誓った……
このふたりが結ばれるのは
まだまだ先のお話………
written by 夏樹
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