彼と別れて数ヶ月
彼が憔悴していること
風の噂で聞いていたけれど
気持ちがまたあの場所へ戻ろうとはしなかった。
優しかった彼
泣きじゃくる私の頭を
いつまでも撫でてくれていた彼は
もういない。
彼のいない新しい職場
想像以上に順風満帆
よい同僚に恵まれ
あれだけ自信のなかった自分にどんどん
自信が持てるようになりました。
仕事面白い
これからはもっともっと強くなって
自分の足でしっかり歩ける自分になる。
そう思っていた。
私を好きになってくれる人もいた。
そんな人と時々
一緒にお酒を呑み
笑い、キスをされ
彼のことを忘れていく自分
どうしても結婚したかった彼なのに
私は、こうして
彼の上に新しい恋を重ねて忘れていく
大好きだった彼を、忘れていく
written by Sky
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