私…あゆみ
彼…よしき
よしきの好きな子…さき
※仮名です
私が高校1年生の時のお話です。
私には入学してからずっと好きな人がいましたが、気持ちはなかなか伝えられず、彼とは友達の関係のまま何ヶ月も過ぎました。
彼には他に好きな人がいて、私はよく彼の恋愛相談に乗っていました。なんで相手が私じゃないんだろうと何回も思ってつらかった時もあったんですけど、彼が私を頼りにしてくれているってことが嬉しいという気持ちの方が大きく、いつでも話を聞いていました。
ある時彼から「片想いしてるの辛い」という内容のLINEが来て、私は「ずっと片想いしてるのってつらいよね。でもきっと大丈夫だから、まだ諦めちゃだめだよ!何かあったらいつでも連絡してきてね、話聞くし応援してるから!」というような返信をしました。
すると彼の返信が来て見てみると「俺、お前のこと好きになればよかった」と書かれていて、めっちゃドキドキしたのですが、当時の私は意気地無しだったので「何いってんの笑 弱気にならずがんばれ!」という返事をしてしまいました。
その何日かあと、彼から「話がしたいから電話できる?」とLINEが来ました。
私は『何か進展あったのかな』と思い電話に応じました。
彼は「実はもうさきのこと好きじゃなくなったんだよね。」と言ってきて、『え、何があったの』と思って聞いていたら、「よくよく好きな人のこと考えてたら、本当に俺はさきと付き合いたいのかって思って、この先誰と一緒にいたいかって考えて浮かんだのが、俺が辛い時にずっと話聞いて支えてくれたあゆみだった。俺はあゆみのことが好きなんだって気づいた。だから付き合ってください。」
私はとても驚きましたし、同時に夢なんじゃないかってぐらい嬉しくてもちろんOKして彼とお付き合いをすることができました。
彼とは今はもう付き合ってはいませんが、今思い出しても、あのLINEや電話の時程胸きゅんしたことは無かったです。
高校時代の青春を一緒に過ごせた彼には感謝しかないです。
written by ayumin
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