私は好きになればなるほどその人に本音を言えなくなってしまいます。
好きだから、重いとかうざいとか思われたくなくて、彼にとっていい彼女でいたくて、寂しい、不安、辛いって言いたい時に、大丈夫だよって笑って誤魔化してしまいます。
でも本当は気づいて欲しかった。
だから、彼に別れを告げる時、我慢してきた不満を、抑えていた怒りを最後にぶつけようと思っていたんです。
けれどいざ彼の顔を見て出てきた言葉は、
私を好きになって付き合ってくれてありがとう。
あなたは今までで1番好きになった人だったよ。
結局最後まで彼にいい彼女だったと思われたくて言いたかった事は言えませんでした。
でも、最後のこの言葉だけは、彼にどう思われるか不安になってついた嘘ではなく、私の本音だったと思いたい。
written by 翔音
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