はじまり

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大学1年生の春、サークルの新歓で初めて彼と出会った。彼はいつも場を盛り上げていて、とても話しやすく仲良くなるまでそう時間はかからなかった。そんなある日、彼から突然メッセージが。内容は「2人でご飯に行こう」というもの。これはデート??と少しドキドキしながらも平然を装ってランチに行き映画を見てその日は解散した。相手の真意もわからないまま1週間後ぐらいに再び映画を見に行くことが決定した。ちょうど1度目のデートぐらいから毎週月曜日は2人で学校から帰るようになっていた。2人でいる時間が心地よかった。しかしその後2週間たってもなんの誘いも来ず、少しがっかりしていると彼からまたメッセージがきた。「8月〇日あいてる??」久しぶりのデートだと胸を弾ませすぐにメッセージを返すと返ってきたのは「花火大会行かん??」さすがに今までのデートとは違うと理解した。迎えた当日、花火が終わると徐々に人が帰っていく。私たちは座ったまま。ずっと他愛もない話をしていたのに彼が急に黙った。沈黙が続き気まずい。しばらくして彼がおもむろに口を開いた。「俺、まる(仮名)のことめっちゃ好きやねんかぁ、もし良かったらつきあってほしい。」少し予想していたがストレートな告白の言葉に私はてんぱってしまい返事はグダグダ。自分でももう何を話しているかわからず長々としゃべったあとになんとか最後にしぼりだした言葉は「こんな私でよければよろしくおねがいします。」これは8か月前の話。この時よりもっとお互いのことが大好きです。

written by まる☺︎︎

エピソード投稿者

まる☺︎︎

女性 投稿エピ 1