キミとわたしの不器用な恋

コンテンツ名とURLをコピーする

続き1
たくさん泣いたら眠くなった。気づいたら夜中で頭がズキズキする。そんな事を思っていたら家のインターフォンがなり出ると凄く不機嫌そうな親友が居た。え?なんで?!って思っていたら携帯に何度電話しても出ないから心配して来てくれたみたい。優しいなぁと思ってぼーっとしていたらズカズカと家の中に入ってきた。目が真っ赤に腫れ上がっている私を見てすべてお見通しだった。何も言わず抱きしめてくれた。これでもかってくらい泣いてもう涙は出ないだろうと思っていたのに。親友の温かい腕に包まれたら色んな気持ちが込み上げてきてまた泣いた。泣き止むまでずっとそばに居てくれた。やっと落ち着いて何があったか話すと親友はいきなり私の頬を叩いたんだ。え?なんで?と混乱中の私に親友は「泣くくらい好きなら彼の気持ちに答えなさい。先のこと考えて一人で不安にならない。勇気をだして告白してくれた彼の気持ちを自分勝手に否定しない。幸せになるって事は1人で叶えるんではなくて2人で叶えることでしょ?不安になる度に彼に伝えなよ。そして自分の気持ちもしっかり伝えること。」そう言われ慌てて君に連絡しようと携帯の電源を入れたんだ。君からたくさんの着信やメールがあり本当に申し訳ない気持ちになった。
でもよく見ると最後らへんは君の友だちからの着信だった。不思議に思ったけどとりあえず君にかけ直したんだ。でも、君が出ることはなかった。

written by あーちゃ

エピソード投稿者

あーちゃ

女性 投稿エピ 3