バスケなんか大っ嫌いだ!
でもあなたのおかげでもう一度……
高校生1年
仮入部の時私はもうバスケは辞めようと思い他の部活動を見学していた
仮入部最終日私は興味を持っている柔道部に行こうと思っていたが
少し気になったバスケ部を見に行った
自分で言うのもなんだが
私は小学校時代から有名のプレイヤーだっため
バスケ部に見学に行くとすぐに囲まれた
「えっ、まさか夏樹ちゃん?!」
「えっ、夏樹ってあの超有名の?!」
「数々の大会で最優秀選手賞も取ってて、U15のスターター大型C(センター)でもありつつPG(ポイントカード)もするっていうあの?!」
色々話されていたが私は興味を持たなかった
なぜならそんなのもう昔の話
もうバスケを辞めるつもりだったから
でも私は目を丸くした
なぜなら私の唯一のライバルであり幼なじみで私の初恋の直人(仮名)がいたから
直人は私はが初めて負けたプレイヤーであり幼なじみ、しかも私の初恋
直人も私に気づいたみたいで
「元気?」そう話しかけてきた
私は「うん」と言うだけだった
「バスケ部に入るんだ……」直人はそう言ったが
「もうやるもんか!!バスケなんか……」私はそう言った
こんなこと言うつもり無かったのに……
「じゃあさ俺と勝負してよ」直人がそう言ってきた
「俺が勝ったら夏樹はもう一度バスケをする、夏樹が勝ったら、、、そーだな,好きな願い叶えてやるよ」彼はそう言った
「勝負は明日の部活終わり
もし夏樹が逃げたら強制的にバスケ部に入れる」
「……わかった」
私はそう言って家に帰り久しぶりにバッシュとバスTバスパンを取り出し明日の準備をした
約束の時
私はいつもどうり準備をして勝負をした
結果は、、、私の勝ち
「負けたーー
でも夏樹が楽しそうだったから許す(・ω<)」
「で、夏樹のお願いは?」彼がそう言った途端、溢れんばかりの思いと涙が止まらなかった
[そうだ、私は逃げてただけなんだ]
「私ーーー」
ここから私の新しい日々が始まる
そう感じた
ありがとう、気付かせてくれて
本当にありがとう
written by 夏樹
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