初恋

コンテンツ名とURLをコピーする

高校の入学式の時、隣の席の男の子に一目惚れしました。
彼を追いかけて同じ部活のマネージャーとして部活に所属。クラスでも部活でも隣にいるのが当たり前で幸せでいつかは付き合うんだろうなぁと呑気に考えていました。
しかし、1年生の夏に彼は1個上の美人な先輩と付き合い始めました。
彼のことを忘れるために他の人と付き合ってみたりしましたが忘れることができずに破局。
そして諦めきれずに迎えた卒業式。
彼はまだ美人な先輩と付き合っていました。
これが最後になるだろうと、
「わたしにとって〇〇は青春そのものでした。」
この一言だけを手紙に書いて彼に渡しました。
彼は鈍感なのでわたしのこの一言に隠された気持ちに気づいたかはわかりません。
わたしの中で思い出にすることはまだ出来ていないけどいつか思い出話として笑って彼に話すことができると信じて。

written by ゆうな

エピソード投稿者

ゆうな

投稿エピ 1