大好きだった君へ

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私が君に出会ったのはバイトのお疲れ様会。
いや‥もっと前には出会っていた。

けど、君は私のことなんて
知らない。だから私と君が初めて出会ったのは
あの日のお疲れ様会にしておく。

バイト先の元店長だった君は
なぜが来た。
私はびっくりして声も出なかった。
昔から憧れていた君が目の前にいるのだから。
その日を、境に私と君の距離は縮まった。

私と君が付き合うまで時間はかからなかった。
でも、君はたくさん傷ついたばかりだった。
大事な宝物を、失ったばかりだった。
私と君は全然上手くいかなかった。
君は私と距離を置いた。
私は君を追いかけ続けた。

だけど、今私の隣には君じゃ無い人がいる。
君の隣にも、私じゃ無い人がいる。
私の隣では笑ったりしなかった君が
心の底から笑って彼女を信じてる君を見た瞬間
私はとても幸せな気持ちになれた。

今度友達として飲みに行こう。
君とはいい友達になれる。気がするんだ。

written by まる。

エピソード投稿者

まる。

投稿エピ 5