君の笑顔はいつも素敵だった
高2の夏、隣には君がいた
いつも勉強ばかりしている君
そんな君は俺の彼女
学校では優等生だが、俺といる時は違う
いつになく甘えん坊でまるで猫のようだった
君は学校では見せないキラキラした笑顔で
「デートしたい」
君はそう言った
次の休み俺たちは水族館に来ていた。
君がイルカやペンギン、アザラシなどに夢中だった
でも君は帰りが近づくにつれ、いつものようなキラキラした笑顔ではなくなっているのがわかった
家に着くなり
「別れよう」
君はそう言った
俺は無理に聞かず
「わかった」とだけ言って家に帰った
家に着いた途端、溢れんばかりの涙が俺を襲った……
あれから3年、君は今どうしているんですか?
今、君は誰の隣で笑っているんですか?
もう一度だけでいい
君の笑顔が恋しいです
written by 夏樹
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