私には中学一年生の時付き合っていた人がいます。野球熱心ですれ違いが多く、続かなくなり電話で泣きながら別れを告げました。それから中学校生活はお互い恋人がいても頭のどこかに彼がいて最後の1年、受験生の本腰の秋冬に急に連絡をとるようになり頻繁に電話していました。その時彼には両思いと噂になっている幼馴染の子がいてその子は私が学校でいつも一緒に過ごしている4人の中の1人でした。もちろん私はその子を応援し、誰にも話さず2人が周りから冷やかされているのを見てずっとずっと我慢して1年をすごした。受験前いつものように電話していると彼が「俺、北海道の高校に行くことになった」と突然言われました。もちろん「すごいじゃん!」とは言ったもののもう会えなくなる。強豪校ならもちろん帰省も難しいだろう。でも彼には両思いの子がいて私はこれ以上深入りするのはやめようと決めていました。そのまま私は無事志望校に合格し卒業して北海道に行ってしまう最後の日友達らと最後に会いに行きそのまま行ってしまいました。それからこの1年、本当に色々ありました。電話は多くて月に2〜3回無くて0回、もちろんこの距離で付き合うことは難しいと理解しており、電話する度「会いたいな」「俺は好きやで」など言って安心されてくれてそれだけで幸せでした。学校では恋人と青春するみんなが羨ましくて仕方ないけどそれでも好きだからと心の中に秘めています。付き合いが長い分喧嘩もあるしすれ違ってばかりですが誰より分かり合えていると思います。「大学まで待って欲しい。」私はその言葉を信じて今日も仲良く過ごしています。
written by あじゅに
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