小学校六年生、最後の運動会の時の話です。
私は学年でも運動神経がいい方で、高学年リレーという運動会最後の種目の女子の部紅組アンカー、という責任の重い位置を任されました。だけど、運動会当日は惨敗で相手に半周近い差を付けられてゴールしました。
それまでの紅組白組がデットヒートを繰り返していたこともあり、自分のせいで負けるのでは、、と閉会式中はずーっと泣いていました。すると隣にいた男子の部のリレーに出ていた(当時クラスの女子からモテモテだった)男の子がこっちに来てくれて、「なんで泣いてんの?、オレがかっこよすぎて泣いてんの?、」「大丈夫だよ、男子の部は勝ったし」と私のことを笑わせながら励ましてくれました!当時を思い出すと今でもキュンキュンするし助けられたなぁ、と思います。その後彼と何かあったわけではありませんが、これは私の思い出です。
written by りり
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