私が中学に入学した時私のクラスにある男の子がいました。その男の子はかっこよくて有名でみんなから人気者の野球部の男の子です。初めは関わりもなくクラスメイトとしか思っていなかったのですが、席が隣になったことがきっかけに仲良くなりました。ある日「今日レギュラーの発表なんだ!絶対レギュラーになって背番号持って帰ってくる!」と彼が言ってきました、私も「待ってる!」と彼に伝えワクワクしていました。ですが彼はレギュラーを取れませんでした。朝学校に行くと机に伏せて声を殺して泣いていました。私は声をかけることが出来ませんでしたが彼が急に顔を上げ泣いてるのに無理に笑顔を作り「俺の努力が足りなかったわ!約束したのにごめん、これからもっと練習して強くなるから見とけよ!」と言いました。その時の彼の強さと野球に対しての熱い想いと泣きじゃくったあとなのにキラキラしてる笑顔に私は一目惚れをしてしまいました。告白する勇気もないから新しい恋を見つけるまで好きでいようと思っていた時彼から告白されました。あの時の彼の行動がなかったら今の幸せはないだろうな、と少し運命を感じました。
written by み お
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