私には、今でもずっと忘れられない人がいます。その人とは小学5年生の時に同じクラスになり、よくその人を含めた男女数人でゲームしたり、バスケをしたりしていました。最初は特に好きとか思っていなくて、小学6年生の時に私が風邪をひいて学校を休んだ時に家に来て大丈夫?ってお見舞いに来てくれた時から気になりだしました。ですがひとつ問題がありました。中学校がお互い別々だったことです。当時はスマホを持っていなくて、卒業したら話せなくなってしまうと不安でした。そんな中迎えた卒業式。式が終わった後写真を撮っていた時に、その人にちょっと来てってよばれたのですが私は恥ずかしくて嘘告でしょ!って言ってしまい、その人は悲しそうに、ちっ!ばれたか!って言って行ってしまいました。そのまま中学校は離れてしまいましたが、幸いなことに同じ部活をやっていたので大会とかで会うことができました。大切な試合の前に、その人が同級生に連れられて私のところに来ました。お前にこいつが言いたいことがあるんだってさ!っと言われて私はその時もその人のことが好きだったのですが、周りに人がたくさんいたため、近くにいた友達の後ろに隠れてしまい話を聞きませんでした。その後すごく自分の行動に後悔して過ごしていましたが、また大会で会えることになりました。その時にまた同級生に連れられてきたのですが、また周りの目が気になってしまい隠れてしまいました。それ以降はなにもなくなり、ただひたすら自分のダメさに落ち込み今の今に至ります。高校生になって、その人の連絡先を知ってそうな人に聞いても誰も分からなくてずっと連絡をとっていません。今もまだその人のことが好きというわけではありませんが、もう一度会ってあの時言おうとしていたことを聞きたいと思う日々です。
written by なゆた
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