押しに弱かった私の結末

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彼は2歳年上で、友だちの友だち。
背が高くて顔もまぁまぁかっこよくて
高学歴ではありましたが、
初めて会った時は特に何とも思いませんでした。

でも彼からはしょっちゅうLINEが来て
ご飯に誘われていました。
当時彼氏もいなかったし
20歳で就職して出逢いもなかったし、
輪を広げるためにもいい機会かなと思い
ご飯に行きました。

一生懸命話してくれるものの
オチがわからなかったり、
会話が弾む感じでもなくその日は帰宅。

それからもLINE攻めで
会いたいと言ってくれていたのですが、
正直、もうないなと思っていました。

でも共通の友だちに
もう一回だけ会ってあげてほしいと言われ、
これが最後だ と思いながら
また会うことになりました。

その日も前と変わらない会話だったのですが、
歩いているとき
彼は手を繋ごうとしたり
腰に手を回そうとしたりしているのが
丸分かりなのにぜんぜん出来てなくて、
帰り際も次の約束を取りたそうなんだけど
なかなかズバッと言えなかったりしていて、
だんだんそれが面白く可愛く思えて来ました。

その後も何回かご飯などに行き、
どんどん彼が気になる存在に...

そしてある日、帰ろうとすると
まごまごし始め
やっと出た言葉が「付き合う?」でした。
面白かったので
「ううん、別に大丈夫。」と答えると
明らかにショックな顔をしたので、
「ウソ!いいよ」と答え直すと
めちゃくちゃ嬉しそうに抱きしめてくれました。

共通の友だちにも
なんで?って驚かれましたが、
年上でリードしようとしているくせに
女慣れしてなさすぎるところに
惹かれたんだと思います。


それから8年一緒にいて
未だに サプライズしようとしたり
かっこいいことしようとしても
全部グダグダですが、
とても優しくて良き旦那様です。

結婚相手に会うとビビッと来る
なんてよく言いますが、
人生何が起こるかわからないものです。

written by Marie

エピソード投稿者

Marie

女性 投稿エピ 3