告白を断った後も彼は何も変わることなく
私の一番の男友達でいてくれました。
2-3日に1回は電話したり、
休みの日遊びに行ったりと
告白される前と変わらず楽しく過ごしてました。
そんな中変わったのは私の気持ちでした。
失恋してそんなに経ってないはずなのに
私の心はどことなく彼に惹かれていきました。
振った側の私からもう一度告白するのも気が引けて
なかなか第1歩が踏み出せずにいました。
卒業まであと半年。
告白して関係が変わるなら今のまま
変わることなく一番の男友達として一緒に過ごそう。
そう思いながら日々を過ごしていたある時。
いつも通り電話がかかってきました。
私「もしもしどしたの?珍しいね2日連続」
彼「あーうん。大事な話あるんだけどさ
あの公園に来てくれる?」
と彼は言いましたなんとなく元気がなさそうだったので
どうしたものかといつもふたりで話す公園に行きます
私「ごめんお待たせ!どした?元気なくない?」
彼「俺が前に進むためもう一度告白させて。
お前のことがあれからもずっと大好きです。
めちゃくちゃ惚れてます。」
彼は真剣な顔で私に伝えてくれました、
私「え、待ってなんで振られる前提なの?笑」
彼「いやお前まだあいつのこと目で追ってるから
好きなんだろうなってでもそれが苦しくて
なのにあいつは…」
言葉を詰まらせながら話をしてくれました。
そんな中私は密かに
(目で追ってるのは**じゃなくていつも一緒にいる君なんだけどなー)と思いながらも聞いてました。
彼「だからどうせなら盛大に振ってくれ!!」
あまりにも鈍感な彼に笑顔が零れました。
そして私も気持ちを伝えました。
私「いや目で追ってるのは**じゃなくて
目の前にいるあんたなんだけど!」
彼「え??ん?」
私「だから、うちもあんたが好きだよ。いつもそばにいてくれて辛い時は駆けつけてくれて幾度となく助けてもらったよ。でも振った手前自分から言うのも勝手すぎると思って言わずにいようと思ったのに!」
彼「嘘でしょ?じゃぁ彼女になってくれる?」
私「返事はもちろんOKだよ。これからは男友達としてじゃなくて彼氏としてそばにいてください」
と伝え私たちは付き合いました。
この時別れが来るとは想像もつかなかったです。
written by M
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