中学2年から付き合ってる彼とは何度か復縁を繰り返し、卒業する頃にやっと1年記念日を迎えることが出来ました。彼はいつもデレデレで俗に言う犬系男子でした。高校は離れ離れになるけどそんな彼だったから大丈夫だろうと安心しきっていました。
入学して少したった頃、彼が急に冷たくなりました。毎日のLINEも毎晩の通話も少しずつ無くなっていきました。なんと彼に好きな人が出来ていました。私はその時初めて"別れ"を身近に感じました。どんなに冷たくても別れようとは言ってこない、きっと彼なりに悩んでいたのでしょう。私は彼が大好きでした。だから別れを決意しました。
言っていいよと言うと『 "ごめん" 、別れよう』
あっけなく終わった恋でした。
その後、彼が振られたことを知りました。
今別れて二年たちます。2年の間で、彼の相談に乗ったり、2人で会ったりしました。その中で彼は毎回私に"ごめん"といいます。今でも罪悪感でいっぱいだと言っていました。謝るくらいならずっと隣にいて欲しかった、戻れるなら戻りたかった。私は彼の言う"ごめん"が大嫌いです。
でも今だから分かるんです。
あの時の2人だったら幸せだったこと
もう戻れないこと
今日彼の大好きだったガトーショコラを作りました。
もしもう一度会えるならこのガトーショコラを持って、幸せだったよ、大好きだったよ、いっぱいありがとう。と伝えたいです。
written by あいり
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