私が中学3年生の頃のお話です。
美術の授業中に隣の男の子の態度が悪いから注意しろと先生に言われ、「先生怒ってるよ」と注意したら、「わかったから静かに。漫画貸してあげるから」と言われ、借りたら、その漫画が想像以上に面白く、ハマってしまいました。
卒業してもその漫画は完結せず、別々の高校に通うことになった私たちは、夜に漫画の貸し借りをしていました。
新刊が出ては、夜に会って貸し借りを繰り返していくうちに次第に話す時間が長くなりました。
高校2年生の夏、照れながらも彼が告白してくれて付き合うことになりました。
付き合ってから月日は流れて早6年。
5年半の記念日にプロポーズされて、まもなく入籍します。
彼との距離を縮めてくださった漫画家の先生には感謝しかありません。
written by まこ
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