さよなら恋心

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出会いは中学3年生の夏受験勉強の時期でした。夏期講習最初の日数学の担当の先生がT先生でした。その頃はお互いよそよそしく敬語で話し、必要なこと以外は話すことありせんでした、月日が経つうちに沢山話すようになっていました。高校1年の時は
あまり担当になる事がありませんでした。
2年生の頃から数IIが始まり担当の先生が
T先生固定となりました。その頃からお互いあだ名で呼ぶような親しい関係でした。
私「ここわからん教えて!」
T「えー前教えたやろ」
‪私「何度やってもわからんもん」
T「やっぱさや男は馬鹿だな」
‪私「馬鹿じゃないし天才だから」
T「なら教えんくてもわかるやろ」
‪私「うぐぐ馬鹿でもない普通だわ」
T「認めたやん馬鹿だ」
‪私「てか私の名前さや男違うからな」
T「男みたいだからさや男だろ?」
私「女の子ですぅぅ」
ってやり取りを毎週金曜してました
この先生絶対に私だけあだ名で名前呼んでくれなかったんです。けどどの生徒よりも距離が近くて教える時すごく近くまで来て
顔覗いてきたり、わざと顔近ずけてきたり
先生の行けない時教えてくれて俺のいる日にしろよ?ってまぁ思わせぶりしてくるのです。私は知らないうちに恋してました。
その先生3月辞めると知り私は辞めんといてって駄々こねて日にちを延ばしました。
最後の日先生とマンツーマンでした。
嬉しくって勉強どころじゃありませんでした。沢山話しました。
さやならのとき最後に
私「最後くらい名前ちゃんと呼んでよ!」
T「さあや」
私「/////もう1回!」
T「やだね」って少し照れた顔でした。
私はあぁさよならしたくないって思いました。その後プレゼントを渡しこれが
本当のさよならになりました。
さよなら私の恋心

written by さあや

エピソード投稿者

さあや

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