私は中2から高校受験のために塾に通ってました。
その塾には違う中学だけど、話していてとても楽しい同い年の男の子がいました。彼とは塾の帰りも途中まで一緒に帰るほど仲が良く、いつしか彼のことが好きになってました。
しかしその気持ちに気付いた頃には受験の日が近付いてきており、告白する余裕なんてありませんでした。
入試の3日前、彼が私に手紙をくれました。今読んでみて、と言われて読むと、最後の文に違和感を感じました。「すごい頑張ってたから、きらきらな高校生、で、すてきな高校生活になるね!」と1行ずつに書いてありました。考え抜いた結果、最初の文字だけ拾うと「すきです」と読めることが分かりました。返事は受験が終わってからでいい、と言われたので、死ぬ気で試験を頑張って解き、無事に合格しました。私からも好きだったと言い、彼とは違う高校になりましたが、大学生になった今でも付き合っています。
written by バーナーヌ
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