大切な友達から...

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中学1年生の頃。
吹奏楽部で使っていた教室が彼のクラスでした。
書き初めの名前を見て「かわいい名前の子がいるなぁ」と思ったことを覚えています。(男の子だったことは中学2年、同じクラスになって知りました)
当時流行っていた大学を舞台にしたドラマの話で大盛り上がり、男女含め7人の仲良しグループができました。
中でも彼は私の家庭環境に関しても相談に乗ってくれて、とても頼りになる存在でした。
それは高校に入り学校が離れても変わらず、その時々の恋愛相談にも乗ってくれる親友だとお互い思っていました。
私が仕事で激ヤセした時には「お前は我慢しすぎ。ここまで良く頑張ったな」と慰めてくれて号泣したことも。
私は結婚で地元を離れ、疎遠になってしまいました。
時は経ちいろいろな事情で離婚することになったのですが、離婚してから少し経って「会おうか」とのお誘いが。
6年振りに会う彼は激太りしていてお世辞にもかっこいいとは言えなかったけど、安心できる包容感は昔のまま。
トントン拍子でお付き合いすることになりました。
誰よりも彼の隣にいることが安心できる。
馬鹿やってても、子どもみたいにたくさん笑える。
こんな幸せなことがあるんだなぁと感じました。
今年で友達期間を含め16年目の付き合いになります。
今はまだ遠距離恋愛ですが、近いうちに地元に戻り同棲する予定です。
これからもずっと楽しくいられたらいいな。

written by にこちゃんまん。

エピソード投稿者