LINEの一言で振られた話

LINEの一言で振られた話

高校生の頃のお話です。
当時、1年付き合っていた彼氏がいました。
そんなある日、彼のLINEの一言が「お前とはもう無理。バイバイ。」に変更されていたのです。
彼とは同じ部活だったので、「これって〇〇(私)のことだよね？」と共通の後輩や先輩にまで気付かれてしまいました。

私は普段、彼の前では大人しかったのですが、今回は初めて校舎裏に呼び出してLINEの一言のスクショを見せつけました。
「私のことだよね？」と言うと、彼は「ごめん」とあっさり認めてしまったのです。
ですが、私がじゃあ別れようかと提案すると、嫌だと泣き出すのです。
次の日からLINEの一言が「俺、生まれ変わる」に変更されていました。

公開処刑で振られた私の怒りは収まるはずもなく、人間のそう簡単に生まれ変われません。
1ヶ月ほど口論し、結局別れることになりました。
あのときはとても傷ついたけど、今となっては合コンなどで使えるネタの1つです。

written by まり