彼から一通のメールがきました。
「めっちゃ大事な話があるんだけど」
何事かと思いました。
もしかして、別れ話?
嫌いになった?
悪い予感がして仕方ありません。
とりあえず、話を聞こう。
そう思いました。
「なに?」
聞いてみると、予想通り。
いい話ではありませんでした。
「昨日、先生から電話がきて。
授業態度も悪いし、勉強もみんなより遅れてる。
だから、行ける高校少ないって。」
彼は確かに勉強は得意な方ではありません。
でも、そこまで言われるって相当なんだなって思いました。
そのまま、彼は話を続けました。
「俺、お前と同じ高校行きたい。
だから、一回別れて高校になったらまた付き合お。」
これを言われたとき、私は涙が溢れてしまいました。
泣いたら、困らせる。そんなこと分かっていても、涙が止まらない。
彼は、付き合ってるとメールしたくなっちゃうから
勉強に集中するためにはその方法しかないと思ったみたいです。
でも、私は
「やだって言ったらわがまま…?」
「そんなことないよ」言ってくれる彼はやっぱり優しいなって。
「別れたくないよ。
私は、あなたの彼女でいたい。
あなたの一番近くで応援したい。」
これが私の本音です。
わがままなのは分かってる。けど、別れたくない。
彼に言ったとき、正直怖かった。
めんどくさい彼女って思われないか。嫌われてしまわないか。
でも彼は、
「メールとか電話とか出来なくてもいいの?
俺、お前に嫌な思いはさせたくない。」
やっぱり優しいかった。
そんなの答えは決まってる。
「いいよ」
彼とは、メールや電話ができない代わり、
学校でたくさん話していきたいと思います。
大好きだよ。
written by ゆっか
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