彼のお見舞い

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高校3年の冬休み、2歳年上で普段あまり風邪など引かない強い彼が、まさかのインフルエンザで寝込んでしまいました。
2週間ぶりに会う約束をしていたのに会えず凄く寂しい思いをしていました。
ですが、元々甘えるのが下手な私は会いたいとも言えず、しかし会えないのも嫌で、いてもたってもいられず8km以上ある彼の家まで自転車でお見舞いに行きました。
玄関先で会うことができ、彼の好きなプリンを買ってきていたので手渡すと、マスク越しに彼の目から涙が溢れ、「ずっと会いたかったよぉ~( ;∀;)」と思わぬ本音が。
彼もどちらかというと強がりで甘えベタなタイプなので、その一言が心の底から出てきたことがよく伝わりました。
私も玄関先で思わず涙ぐみ、愛されていることを改めて実感しました。

written by なち

エピソード投稿者

なち

女性 投稿エピ 5

やっとまともな彼氏ができて幸せな日々を送る高校生