サプライズだらけのクリスマス

コンテンツ名とURLをコピーする

付き合って初めてのクリスマスイブは、彼はお休みで、私は仕事でした。
プレゼントとして彼にネクタイとボールペンを買ったのですが、待ちきれないみたいで、すぐ欲しいと言われ、事前にプレゼント交換を終えていました。
なので24日のイブは外食の約束だけしていました。
23日の夜は彼が飲み会で、朝帰り確定だったので、驚かせようと思い、机の上に感謝の気持ちを綴ったクリスマスカードを置いて、私は仕事へ。

仕事終わりに彼に迎えに来てもらい、車に乗ると、なんといきなりプレゼントを渡されました。
予想外のプレゼントに驚きながら袋を開けると、中身は白のタートルネックのニットでした。
「今日迎えに来る前にお店で買ってきた。白色来てるとこあんまり見てないからどうかなと思って。店員さんと相談して決めたんよ。」
と少し照れながら言われ、すっごくキュンキュンしました。
しかも、ちょうど白いニットを欲しいと思っていたのでよりうれしいプレゼントです。

そして予約してくれたレストランの近くに車を止めて、時間に余裕あったので、ウィンドウショッピングをしていると、
「何か欲しいものない?プレゼントする」
と言われ
「さっきのがプレゼントじゃないの?」と聞くと、
「あれは俺が選んだし、着てみてほしいと思った物だから、ちゃんとしたプレゼントあげる」と言われました。

どこまで甘やかしてくるんだ(笑)と思いながら、気になっていたブーツを買ってもらい、レストランへ。

そこは隠れ家的なイタリアンレストランで、思ったより人も多くなく、落ち着く雰囲気のお店でした。
ギリギリで予約したのかと思っていたら、12月に入ってすぐ予約してくれていたみたいで、彼もウキウキしてました。
ピザやステーキを食べて、メッセージカードのお礼を言われて、楽しくおしゃべりした後、スーパーで買い物をして帰宅。

ソファでまったりしてると、急に眼に手を当ててきて、「そのまま閉じていて」と彼から指示が。

「いいよ」と言われ目を開けると、目の前のテーブルに赤いバラをメインに使ったおしゃれな花束が置いてありました。
私がずっと、花束をもらうことが憧れと言っていたのを覚えてくれていて、事前に予約して作ってもらっていたそうです。
花の上には、彼からのメッセージカードも添えられていて、
『ゆめの笑顔にいつも元気もらっています。まだまだ不甲斐ない俺だけど、これからもよろしくお願いします。』
と書いてありました。

事前に加湿器のプレゼントをもらっていたので、最初のニットだけでも驚いたのに、そのあとから帰宅した後までずっとサプライズ続きで、幸せすぎて思わずうれし泣きしてしまいました。

私もメッセージカードでサプライズしたつもりでしたが、完全に完敗です。
「今回は俺の勝ちにさせてね。」と言われ、おとなしくキスされました。


written by ゆめゆめ

エピソード投稿者

ゆめゆめ

女性 投稿エピ 49

24歳 社会人。 同棲中 年下彼氏とのネタやのろけエピソードを投稿しています。 よかったら❤お願いします。