友達期間は一週間

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あれは高校2年の秋
私は工業高校に通っていて周りは男子ばかりで
女子が少なかったので友達がほぼ居らず
私は仲が良かった保健室の先生と
保健室でご飯を食べるのが日課でした

そんな時別学科の同学年の男子グループが入ってきて
わちゃわちゃと話していました
お昼休みに入ると毎日くる男子グループとは自然と仲良くなり
その中の一人に
『放課後も保健室にいるから来る?』と
誘われました

その日の放課後早速保健室に行くと
保健室の先生はバタバタしていて
『急病人でたからあんたたち帰んな!徳山!駅まで送ってってやんな!暗くなってきてるから!』
そう言って保健室から追い出され仕方なく2人で帰ることにしました

その途中買い物を思い出した私は
『あ、シャー芯買いに行かなきゃいけなかった。先に帰って大丈夫だよ』と彼に伝えました
しかし彼は『いや、俺も行く』
そう言って2人で買いに行くことにしました

無事に買い物も終わり帰り道の電車の中で
連絡先を交換し毎日連絡を取り合ううちに
彼を好きになって居ました

ある日のバイト前
彼に『バイトが終わったら電話で話したいことがある』とだけ伝えバイトに向かいました

『バイト終わったー!』と連絡し
『お疲れ様!』
『ありがとう!!』なんていう会話をしていました
その時『話って何?』と彼の方から切り出され
『今時間大丈夫?』と確認し
連絡先を交換してから初めて電話をしました

『バイトお疲れ様』
『ありがとう!』
『あ、そうだ 話って?』
『あ、あのね 私徳山くんのこと好きになっちゃったみたいで…… よかったら付き合ってください!』
『……こんな俺でよければお願いします』

友達期間は一週間程度でしたが
それでも彼とすごした友達期間は
私にとってかけがえのない思い出です

written by ゆの

エピソード投稿者

ゆの

投稿エピ 1