やっと返せた「大好き」

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これは、私と彼の付き合うきっかけの話です…

私は、中学一年生です。
当時、一つ上の中学二年生の先輩のことが好きでした。

何気ない日常の中、突然驚くべきことが起きたのです。
私の友達からメールがきました。
「あゆむがゆっちゃんのメール欲しいってー」
あゆむが?いきなり?
私は、ほんとにびっくりしました。
あゆむとは、私と同級生ですが、クラスが違いました。
あまり喋ったことも無く、入学当時はめっちゃからかってきて嫌いでした。
嫌いだった時は会いたくなくて、避けるほど…笑
まぁ、今は別に嫌いではないのでメール交換をおっけーしました。
「いいよー」
友達にメールを送りました。
その数分後…
あゆむと思われる人からメールがきました。
「よろしく」
あんま話したことないので変な感じだなーって思いました。

それから、あゆむとは毎日メールや電話をする仲になりました。
そんなある日、いつも通り電話していた時、私は前から聞きたかったことを聞いてみました。
「あゆむ、なんでいきなりメール欲しいって言ってきたの?」
あゆむは、なんて答えたと思いますか…?
「好き…だから?」
「えっ」
急なことで私は固まってしまいました。笑
でも、黙ってるのも悪いので、
「ありがとう。」
とだけ返しました。
なんで「ありがとう」としか返せないか。
私には、好きな人がいたから。

その日からあゆむは、何回も「好き」と言ってくるようになりました。
でも私は毎回、「ありがとう。」としか返せていません。

それから数日後。
あゆむからメールがきました。
「今好きな人はいますか?」
急にこんな質問聞いてくるなんて驚きました。
ここは、正直に答えた方が良い気がしたので答えました。
「いるよ」
と答えると、あゆむは、「え?だれ」「先輩?」「二年生?」「何部?」と、
質問攻めしてきました。
全部答えると、あゆむは私の好きな人が分かったみたいです。
「俺、大泣きだよ笑」
その言葉を聞いた瞬間。私の中で何かが変わりました。
「え、泣かないで…?あゆむのことは、ふつーに好きやよ
話してて楽しいし、誰よりも優しい」
「ありがとう」
そう。私はあゆむと話してからあゆむが好きになっていったんだ。
先輩よりも、歩夢が好きだったんだ。
私は、気づいたんです。
あゆむから電話がかかってきました。
「もしもし」
あゆむの声。いつもより静かな声。
ほんとに泣いてるんだなって思いました。
「ゆっか 大好き」
「私も」
『大好きだよ』
やっと返せた言葉。
『大好き』と、あゆむに言えました。
あゆむは驚いてました。笑
驚いたあと嬉しそうに、
「俺、今誰よりもゆっかのこと愛してるよ!」
と言ってきたあゆむはずるいです…

これが私の現在の彼氏。
誰よりも想ってくれている自慢の彼氏との馴れ初めです。

あとから聞いたところ…
私と廊下ですれ違った時に一目惚れして、
私の友達に連絡先を聞いたそうです。笑
一目惚れって嬉しすぎます。

written by ゆっか

エピソード投稿者

ゆっか

女性 投稿エピ 3

彼氏とのエピソードを載せていきたいと思います! 可愛い彼氏にキュンとしてしまうかも…? ・ ・ たまに友達の恋愛エピソードも載せます! いろいろなタイプの話を載せていくのでお楽しみに! ・ ※エピソードにでてくる名前は全て偽名です。